- 使っている素材(画材・道具・器具など)を教えてください。
紙、パステル、鉛筆
- なぜ、その素材を使うのですか。
親しみやすく、表現しやすい素材だからです。
- 制作上でのこだわりはありますか。
描き終えた作品に再び手を入れないことです。
- 作品を作る上で心がけていることはありますか。
最初の感動を残すように心がけています。
- インスピレーションを受けるもの、受けたものはありますか。
小説、詩から比較的、受けます。
- 制作に影響を受けたと感じる出来事などがあれば教えてください。
最近ですが、バルザックの「谷間のゆり」を読み、モンソーフ伯爵夫人の寝室の描写、
「茶色と灰色に彩られた部屋に、ペルシャ更紗のカーテンの質素な寝台、そこにある唯一の装飾は寝台についている十字架像・・・」
この文章に出会い、このイメージを何とか絵にしたいと思いました。
- 制作に行き詰まった時にすることは何かありますか。
散歩です。一駅先の図書館に行き、その帰りにお茶をすることが中でも多いです。
- 好きな作家はいますか。
モネ、ゴッホ、ロダンです。
- 制作を始めたきっかけは何ですか。
何か、自分の思いを表現してみたいと思ったことです。
- 最終的に目指しているものはありますか。
最後まで、描くことです。
- もう作家はやめよう、と思ったことはありますか。
ありますが、綱渡りのように続けています。
- 生まれ変わったらまた作家になりますか。
またなりたいです。
- あなたにとって作品をつくることとはどういうことですか。
私のアイデンティティーです。
- 最後にプロフィールなど。
新潟県出身
武蔵野美術短期大学美術科卒業
慶應義塾大学文学部(美学)卒業、
慶應義塾大学文学部(文学)卒業。
現代パステル協会に第3回展から33回展まで所属。
現代パステル協会東京都知事賞、コビトのくつ賞受賞。
現在無所属。個展14回。小詩画集8冊自費出版